アキレス腱断裂
- 2020年03月21日
- 天王町そよかぜ鍼灸整骨院
- NEWS&TOPICS‘天王町日和スタッフブログ
こんにちは!
今回は、ガッキーの登場です。
お日様が顔出す機会が増えてきましたね。
今回は、アキレス腱断裂についてお話していきたいと思います。
30歳くらいからアキレス腱の変性変化(老化)が進行して、徐々に腱の柔軟性が低下します。
さらに体重増加などで腱への負担が増加したり、無理な体勢を強いられたり、筋力の低下などが受傷の要因になっています
。 受傷原因はスポーツが約9割を占め、残りは60歳以上に多い転倒、転落など不慮の事故によります。
スポーツ種目別では1位テニス(主にレシーブ時)、2位バドミントン(レシーブ)に続いて、3番目にバレーボールで全体の50%を占めます。
最近はサッカー(フットサル)が増えてきました。 バレーボールではジャンプ動作による受傷はほとんどなく、主にレシーブで前のボ
ールを取りに行くときの蹴り足側や、移動してのトス動作時に多く発生します。
受傷時には、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」とか、「ボールが当たった感じ」などの衝撃を感じることが多く、「破裂し
たような音がした」など断裂した時の音を自覚することもあります。
受傷直後は受傷肢に体重をかけることができずに転倒したり、しゃがみこんだりしますが、しばらくすると歩行可能となることも少
なくありません。 しかし、歩行が可能な場合でもつま先立ちはできなくなるのが特徴です。
アキレス腱が断裂していても足首(足関節)は動かすことは出来ます。
症状
断裂したアキレス腱部にはっきりした陥凹を触れます。
つま先立ちが不可能
ふくらはぎを握っても足首が動かないなどです。
多くの人が「自分のアキレス腱部に人がぶつかってきた」とか、「ボールが当たった」などの衝撃を感じたり、「ブチッ」と音がしたなどの本人に自覚症状があります。
施術
基本は保存療法が主体になります。
当院では、超音波治療器や患部の固定などをし早期治癒を目指します。
開始後4ヵ月程で軽い運動は可能となりますが、全力でのスポーツ活動ができるのには短くても6ヵ月はかかります。
その後のセルフケアもお教えいたしますので卒業後も再発防止に努めます。
本記事は、厚生労働省認可の国家資格「柔道整復師=阿部良樹」が監修しています

さくらメディカル整骨院グループは、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・セルコアーズ」を公式パートナーとして応援しています。