オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病

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スポーツをしている成長期の子供に起こりやすい疾患です。成長期の子供がサッカーやバレーボールのようなボールを蹴ったり、跳躍したりする動作が多いスポーツをすることにより発症します。大腿四頭筋は膝関節を伸展させる筋肉で膝蓋骨の上を通って、脛骨粗面に付着しています。スポーツ活動の中でボールを蹴ったり、ジャンプしたり、走ったりすることを繰り返すことによって脛骨粗面は大腿四頭筋によって繰り返し強く引っ張られることになります。それによって脛骨粗面には成長軟骨が存在する成長期に脛骨粗面に過剰な負担がかかり、成長軟骨が剥離してしまうことがあります。すると脛骨粗面が徐々に突出して、疼痛や腫脹が生じます。痛みは動かすと強くなり、安静にすると和らぎます。まずはスポーツを控えて安静にすることで症状は抑えられます。
当院ではマッサージをすることによって緊張して硬くなった筋肉を緩め、さらに超音波治療器で深部の筋肉や腱を緩めることによって脛骨粗面への負担を減らしていきます。あとはテーピングを巻くことによって患部の負担を減らしていきます。
オスグッド・シュラッター病は成長期に起こる一過性の疾患のため、骨が成熟することによってほとんどの場合は治癒していきます。

小学5年生 女子 来院1週間前に剣道の稽古中に右足関節を捻ったような感じでその後から脛骨粗面に痛みがでました。右の脛骨粗面に圧痛、熱感があり、階段の昇りの時に痛みがありました。 最初はマッサージなしで超音波のみで治療していましたが、あまり変化がみられませんでした。そのため超音波なしで膝関節と足関節の調整を行いました。すると痛みは軽減してきましたが、圧痛が強いのは変わりませんでした。その後、週に3回のペースで治療していくと2週間後には痛みはそれほど感じなくなり、3週間後には動作時痛が和らいできましたが圧痛はまだ残っていました。全体的には痛みも和らぎ、経過は少しずつ良くなっています。
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